問題です。
ほぼ100%に近い確率で、
僕のところに来た人がされます。
「まっすぐ立って下さい」
って言うと
姿勢を良くしようとして
する動作です。
???
解りますか、、、
もったいぶってますが、
タイトルに書いてあるから
すぐ解ると思うんですけど。
正解は、
「気をつけ」です!
みんな
胸を張って
肩を後ろに引きます。
程度は違っても
ほぼ全員と言っていい位
姿勢を正そうとすると
「気をつけ」の様な形になります。
まあ上の写真ほど
肩を引く人は珍しいいですけど。
猫背になっているので
胸を張って
丸くなった肩を
後ろにグイっと引っ張るのです。
しかも、頭は水平ではなく
少し上を向きます。
それは、上を向く事で、
姿勢が良くなったと
思ってしまうからでしょう。
みんな自分の目の高さよりも
かなり高いところを
見上げます。
面白い事にこれってイギリスでも
日本でも同じなんですよね〜。
ウィキペディアによると
「気をつけ」の姿勢をとるには
以下のように身体を動かす。
1. 両足の踵をつける
2. つま先を少し開く
3. 両膝をつけて伸ばす
4. 腰を伸ばす
5. 胸を張る
6. あごを引く
7. 口を閉じる
8. 真っ直ぐ前を見る
9. 肘を伸ばす
10. 手の指を揃え腿の外側につける
っと書かれてます。
全項目に色々言いたいのですが
とりあえず、今回は
5番と10番に注目します。
まず、5番の「胸を張る」ですが
胸を張ると言う事は、
少し胸を上げ
背中を少し反らす事になり、
肩も後ろに引っぱられます。
これを自然でまっすぐな姿勢だと
勘違いしている人が
ひじょ〜に多いです。
10番の
「手の指を揃え腿の外側につける」
ですが、手を腿の外側に持ってくれば
もちろん肩が後ろに行き
結果的に胸を張る事になります。
これも間違いです。
この「気をつけ」の姿勢は、
学校で教えられ
何百回としているので、
みんなこれが正しい奇麗な
姿勢だと体と頭にインプット
されているのです。
親や先生に
背筋を伸ばして
肩を後ろに引く様に
何度も注意されたら
そらそ〜思いますよ。
多分、言てる本人が
正しい姿勢がなんなのか
解ってないと思うんですけど。
実は、
「気をつけ」とか
肩を後ろに引く事は、
すっごく不自然で、
肩こり、腰痛、首の痛みの
原因の一つです。
知ってました?
どうしてこれが不自然か
簡単に解る方法があります。
まず、
誰か家族の人か友達に立ってもらい、
その人の後ろに立ちます。
そして相手の左右の肩甲骨の間に
自分の手のひらを当てます。
ちょうど背骨の辺りです。
そして、その人に胸を張って
肩を後ろに引いてもらいます。
どうです?
肩甲骨の間の筋肉が
収縮したのが解るでしょ。
(触る前にもう既に
胸を張ってる可能性はあります、
その場合は解りやすい様に
それを強調してもらって下さい。)
こんなに緊張させたら、
自然な訳ないですよね。
どうしてみんな胸を張る
かと言うと
猫背になっているので
無理矢理肩を引いて
胸を持ち上げる事で
背筋が伸びたと
勘違いするからです。
確かに前かがみに
なっていたのが
体を反らす事で
姿勢が良くなった様に
見えるかもしれないのですが
よく考えると、これは
百害あって一利無し。
これをずっと続けると、
確実に首や、肩や、
肩甲骨の内側辺りが
痛くなってきます。
頭痛を引き起こす
可能性もあります。
首や肩が痛い人が
これをすると、
間違いなく
もっと痛くなります。
当然です。
既に痛いところの筋肉を
さらに収縮させ
それを長時間
持続するのですから。
本当に良い姿勢で立ったら、
手はあしの横なんかに
行きません!
自然な状態で立つと
手は、太ももの
やや斜め前あたりにきて
手の甲が前を向きます。
小さい子供に、
自然に立ってもらえば
一目瞭然です。
じっと立っててくれれば
の話ですけど。(笑)
ほとんどの人が
肩は後ろに引く物だと
思っていますが
実は、
肩は少し前に行くのが自然で、
無理に肩だけ後ろに引っ張っても
姿勢は全然良くなりません。
それは見せかけの
良い姿勢です。
なぜなら、
姿勢を支える筋肉以外の
筋肉で無理やり
背骨を伸ばしているからです。
本当に良い姿勢は、
背骨のバランスがうまく
とれていて、無駄な筋力を使いません。
猫背の人が無理に体を反らすのは
やり過ぎで、
背骨を優しく起こしていく
感じで背骨のバランスを取ります。
すると
肩もそれに合わせて
少しは後ろに行きます。
でも肩甲骨を
無理矢理引っ張っているのとは
大違いです。
これを中々文章で説明するのが難しく、
僕が言っている
正しい姿勢をするのは、
一人では
多分難しすぎると思います。
だから、
とにかく間違った事を
やめる事が大事です。
先日来られた方も、
首の痛みと頭痛に十年以上
悩まされていたそうで、
頻繁にマッサージを受けて
コリを ほぐしてもらってたようです。
でも、肩を後ろに引いている事に
気づかせてあげて、
自然な肩の状態を教えてあげたら、
すぐに楽になったようで、
ビックリされてました。
肩こりなどの筋肉痛は、
自分が正しいと思っていた事が
間違っていた為に
起こっている場合があります。
間違った努力を
続ければ続けるほど
どんどん間違った方に行くのは
当たり前で、
そりゃ、肩も痛くなりますよ。
あなたの肩こり、腰痛
首の痛みや頭痛は
実は、自分の勘違いが、
原因かもしれませんよ。
だからくれぐれも
「気をつけ」には
気をつけて下さい。
どうです、
もっと簡単に
慢性の筋肉痛を
改善出来るなら
試してみる価値あると
思いませんか。
注意:
肩こり、腰痛、
首の痛みや頭痛は、
色々な原因から
起こる事が考えられます。
したがって、
肩を引いて、
背中を反らすのを
やめるだけで
全て改善されるとは、
限りません。
あくまでも、
「気をつけ」の姿勢が
肩こり、腰痛、
首の痛みや頭痛
の原因である
可能性がある事を
知って頂き
参考にする程度に
お考えください。
治療が必要な場合は、
必ずそれに合った
治療を受けて下さい。
ここで書いた
正しい姿勢を
自分一人で身に付けるのは、
かなり難しと思います。
自分で正しい姿勢を
見つけようと
体を色んなポジションに
はめ込もうとすると
よけいに痛くなる事が多いので、
気をつけて下さい。
それよりも
前回投稿したライダウンを
毎日して下さい。
(「何もしないで腰痛改善」参照)
自分の体の重みで、
寄せていた肩甲骨が
勝手に広がっていきます。
寝た状態で、
「気をつけ」をするのは
結構つらいですから!
そして、立っている時に
無理に肩を後ろに引っ張っている場合は
それをやめる様に
するだけにして下さい。
がんばりすぎると、
よけい痛くなりますよ。
まずは、床に寝て脱力です。
もっと勉強したい人は、
いいアレクサンダー・テクニークの
先生を見つけて下さい。
その方がずっと近道です。
ほぼ100%に近い確率で、
僕のところに来た人がされます。
「まっすぐ立って下さい」
って言うと
姿勢を良くしようとして
する動作です。
???
解りますか、、、
もったいぶってますが、
タイトルに書いてあるから
すぐ解ると思うんですけど。
正解は、
「気をつけ」です!
みんな
胸を張って
肩を後ろに引きます。
程度は違っても
ほぼ全員と言っていい位
姿勢を正そうとすると
「気をつけ」の様な形になります。
まあ上の写真ほど
肩を引く人は珍しいいですけど。
猫背になっているので
胸を張って
丸くなった肩を
後ろにグイっと引っ張るのです。
しかも、頭は水平ではなく
少し上を向きます。
それは、上を向く事で、
姿勢が良くなったと
思ってしまうからでしょう。
みんな自分の目の高さよりも
かなり高いところを
見上げます。
面白い事にこれってイギリスでも
日本でも同じなんですよね〜。
ウィキペディアによると
「気をつけ」の姿勢をとるには
以下のように身体を動かす。
1. 両足の踵をつける
2. つま先を少し開く
3. 両膝をつけて伸ばす
4. 腰を伸ばす
5. 胸を張る
6. あごを引く
7. 口を閉じる
8. 真っ直ぐ前を見る
9. 肘を伸ばす
10. 手の指を揃え腿の外側につける
っと書かれてます。
全項目に色々言いたいのですが
とりあえず、今回は
5番と10番に注目します。
まず、5番の「胸を張る」ですが
胸を張ると言う事は、
少し胸を上げ
背中を少し反らす事になり、
肩も後ろに引っぱられます。
これを自然でまっすぐな姿勢だと
勘違いしている人が
ひじょ〜に多いです。
10番の
「手の指を揃え腿の外側につける」
ですが、手を腿の外側に持ってくれば
もちろん肩が後ろに行き
結果的に胸を張る事になります。
これも間違いです。
この「気をつけ」の姿勢は、
学校で教えられ
何百回としているので、
みんなこれが正しい奇麗な
姿勢だと体と頭にインプット
されているのです。
親や先生に
背筋を伸ばして
肩を後ろに引く様に
何度も注意されたら
そらそ〜思いますよ。
多分、言てる本人が
正しい姿勢がなんなのか
解ってないと思うんですけど。
実は、
「気をつけ」とか
肩を後ろに引く事は、
すっごく不自然で、
肩こり、腰痛、首の痛みの
原因の一つです。
知ってました?
どうしてこれが不自然か
簡単に解る方法があります。
まず、
誰か家族の人か友達に立ってもらい、
その人の後ろに立ちます。
そして相手の左右の肩甲骨の間に
自分の手のひらを当てます。
ちょうど背骨の辺りです。
そして、その人に胸を張って
肩を後ろに引いてもらいます。
どうです?
肩甲骨の間の筋肉が
収縮したのが解るでしょ。
(触る前にもう既に
胸を張ってる可能性はあります、
その場合は解りやすい様に
それを強調してもらって下さい。)
こんなに緊張させたら、
自然な訳ないですよね。
どうしてみんな胸を張る
かと言うと
猫背になっているので
無理矢理肩を引いて
胸を持ち上げる事で
背筋が伸びたと
勘違いするからです。
確かに前かがみに
なっていたのが
体を反らす事で
姿勢が良くなった様に
見えるかもしれないのですが
よく考えると、これは
百害あって一利無し。
これをずっと続けると、
確実に首や、肩や、
肩甲骨の内側辺りが
痛くなってきます。
頭痛を引き起こす
可能性もあります。
首や肩が痛い人が
これをすると、
間違いなく
もっと痛くなります。
当然です。
既に痛いところの筋肉を
さらに収縮させ
それを長時間
持続するのですから。
本当に良い姿勢で立ったら、
手はあしの横なんかに
行きません!
自然な状態で立つと
手は、太ももの
やや斜め前あたりにきて
手の甲が前を向きます。
小さい子供に、
自然に立ってもらえば
一目瞭然です。
じっと立っててくれれば
の話ですけど。(笑)
ほとんどの人が
肩は後ろに引く物だと
思っていますが
実は、
肩は少し前に行くのが自然で、
無理に肩だけ後ろに引っ張っても
姿勢は全然良くなりません。
それは見せかけの
良い姿勢です。
なぜなら、
姿勢を支える筋肉以外の
筋肉で無理やり
背骨を伸ばしているからです。
本当に良い姿勢は、
背骨のバランスがうまく
とれていて、無駄な筋力を使いません。
猫背の人が無理に体を反らすのは
やり過ぎで、
背骨を優しく起こしていく
感じで背骨のバランスを取ります。
すると
肩もそれに合わせて
少しは後ろに行きます。
でも肩甲骨を
無理矢理引っ張っているのとは
大違いです。
これを中々文章で説明するのが難しく、
僕が言っている
正しい姿勢をするのは、
一人では
多分難しすぎると思います。
だから、
とにかく間違った事を
やめる事が大事です。
先日来られた方も、
首の痛みと頭痛に十年以上
悩まされていたそうで、
頻繁にマッサージを受けて
コリを ほぐしてもらってたようです。
でも、肩を後ろに引いている事に
気づかせてあげて、
自然な肩の状態を教えてあげたら、
すぐに楽になったようで、
ビックリされてました。
肩こりなどの筋肉痛は、
自分が正しいと思っていた事が
間違っていた為に
起こっている場合があります。
間違った努力を
続ければ続けるほど
どんどん間違った方に行くのは
当たり前で、
そりゃ、肩も痛くなりますよ。
あなたの肩こり、腰痛
首の痛みや頭痛は
実は、自分の勘違いが、
原因かもしれませんよ。
だからくれぐれも
「気をつけ」には
気をつけて下さい。
どうです、
もっと簡単に
慢性の筋肉痛を
改善出来るなら
試してみる価値あると
思いませんか。
注意:
肩こり、腰痛、
首の痛みや頭痛は、
色々な原因から
起こる事が考えられます。
したがって、
肩を引いて、
背中を反らすのを
やめるだけで
全て改善されるとは、
限りません。
あくまでも、
「気をつけ」の姿勢が
肩こり、腰痛、
首の痛みや頭痛
の原因である
可能性がある事を
知って頂き
参考にする程度に
お考えください。
治療が必要な場合は、
必ずそれに合った
治療を受けて下さい。
ここで書いた
正しい姿勢を
自分一人で身に付けるのは、
かなり難しと思います。
自分で正しい姿勢を
見つけようと
体を色んなポジションに
はめ込もうとすると
よけいに痛くなる事が多いので、
気をつけて下さい。
それよりも
前回投稿したライダウンを
毎日して下さい。
(「何もしないで腰痛改善」参照)
自分の体の重みで、
寄せていた肩甲骨が
勝手に広がっていきます。
寝た状態で、
「気をつけ」をするのは
結構つらいですから!
そして、立っている時に
無理に肩を後ろに引っ張っている場合は
それをやめる様に
するだけにして下さい。
がんばりすぎると、
よけい痛くなりますよ。
まずは、床に寝て脱力です。
もっと勉強したい人は、
いいアレクサンダー・テクニークの
先生を見つけて下さい。
その方がずっと近道です。